1. Long-term progress of patients with chronic hepatitis B after administration of Lamivudine
- Author
-
Toshihiko Mizuta, Kyosuke Yamamoto, Michio Sata, Mitsuaki Koga, Hirohito Tubouchi, Katsuhiro Hayashi, Michitami Yano, Ryukichi Kumashiro, Arifumi Kato, Tetsuya Furukawa, Hideto Chikazawa, Kazuhiko Nakao, Hiromi Ishibashi, Tatsuya Ide, Shigetoshi Fujiyama, and Kazuhiro Hayashida
- Subjects
medicine.medical_specialty ,Hepatology ,Chronic hepatitis ,business.industry ,Internal medicine ,medicine ,Lamivudine ,business ,Gastroenterology ,medicine.drug - Abstract
Lamivudine (100mg/日) が投与されたB型慢性肝炎患者34例の治療終了後の長期経過を検討した. 投与期間は16~52週間, 治療後の平均観察期間は151週 (42~172週) であった. 34例中8例 (24%) は最終観察時点でALT値が正常であった. 8例中の3例は投与前のHBV DNA量が低値であったが, この3例はいずれもALT値が投与中に正常化し, 投与終了後も正常値を維持した. 他の5例は, 投与終了後にALT値が一過性に上昇した後に正常化した. 他の26例はいずれもALT値の異常変動が持続しており, Lamivudine によって肝機能の正常, 安定化を得るには長期投与が必要と考えられた. また Lamivudine 投与終了の必要条件は治療前のHBV DNA量が低値であること, 治療中のHBe抗体の出現及びHBV DNAの持続陰性化を得ることなどが考えられたが投与中止の条件については, 今後さらに症例数を増やし検討する必要があると考えられた.
- Published
- 2002
- Full Text
- View/download PDF