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INTESTINAL OBSTRUCTION CAUSED BY ENDOMETRIOSIS ON THE TERMINAL ILEUM

Authors :
Minoru Fujisawa
Naoki Negami
Masanobu Eguchi
Yoshiro Ishibiki
Masahiko Urao
Toshiaki Kitabatake
Kuniaki Kojima
Source :
Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 68:99-102
Publication Year :
2007
Publisher :
Japan Surgical Association, 2007.

Abstract

症例は35歳の女性. 平成17年8月13日より腹痛を自覚するようになり, さらに8月17日より嘔吐も出現するため, 当院を受診した. 腸閉塞と診断され緊急入院となった. イレウスと診断し, 入院後イレウス管を挿入した. イレウス管造影検査で回腸末端の狭窄像と腹部CT検査で回盲部の腫瘤像を認めたため, 回腸子宮内膜症による腸閉塞と診断し開腹手術を施行した. 開腹所見では黄色透明の腹水を少量認め, ダグラス窩左側は子宮, チョコレート嚢胞およびS状結腸が癒着するfrozen pelvisの状態であった. 回腸末端が盲腸に強固に癒着しており, 剥離不可能であったため回盲部切除術を施行した. 回腸子宮内膜症は術前に診断を確定することは非常に困難とされているが, 今回, イレウス管造影検査と腹部CT検査で術前の診断が可能であったので報告した.

Details

ISSN :
18825133 and 13452843
Volume :
68
Database :
OpenAIRE
Journal :
Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association)
Accession number :
edsair.doi...........15437076deb2785ce131f15d88798b7c
Full Text :
https://doi.org/10.3919/jjsa.68.99