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Development of a Telecytology system by application of commercially available software

Authors :
Kazunobu Yahata
Yoko Kusunoki
Tomio Nakayama
Source :
The Journal of the Japanese Society of Clinical Cytology. 46:77-83
Publication Year :
2007
Publisher :
The Japanese Society of Clinical Cytology, 2007.

Abstract

目的 : Adobe AcrobatをTelecytologyに用いることが有益であるか検討することを目的とし, 転送ファイルを用いたモニター画面による診断 (モニター細胞診断) の成績を通常の顕微鏡診断 (細胞診・生検組織診) と比較した.方法 : 呼吸器検体56例を対象とした. デジタルカメラで撮影した異型細胞画像と報告書, 症例一覧をPDFに変換しコメントを付加後, デジタルIDによるセキュリティを設定し電子メールで送信した. 細胞診専門医はモニター細胞診断を行い結果を電子メールで返信した.成績 : 診療呼吸器検体で顕微鏡細胞診断陽性27/30例をモニター細胞診断でも陽性と診断した. 肺がん検診検体で顕微鏡細胞診断C, D例は全例モニター細胞診断でも一致した. 推定組織型の一致率は腺癌11/12例, 扁平上皮癌6/7例, 小細胞癌3/3例, 大細胞癌1/1例, LCNEC1/1例, 尿路上皮癌の肺転移1/1例と良好であった. 生検組織診との一致率は顕微鏡細胞診断22/25例, モニター細胞診断24/25例で差を認めなかった.結論 : 安価で強力なセキュリティ機能と豊富な注釈機能をもつAdobe AcrobatをTelecytologyに用いることは有用であると考える.

Details

ISSN :
18827233 and 03871193
Volume :
46
Database :
OpenAIRE
Journal :
The Journal of the Japanese Society of Clinical Cytology
Accession number :
edsair.doi...........353ebd969287261d15fb2ff77c6c4a9a
Full Text :
https://doi.org/10.5795/jjscc.46.77