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Evaluation of count variance of optical particle counters

Authors :
Hiroshi Yano
Kensei Ehara
Source :
Journal of the Japan Society for Precision Engineering. 52:1966-1971
Publication Year :
1986
Publisher :
Japan Society for Precision Engineering, 1986.

Abstract

光散乱式粒子計数器(OPC)の計数誤差評価において,一定粒子数の繰返し計数が不可能であるため,それに代わる方法として2台のOPCによる並列同時測定とその解析方法を提案した.実験と解析の結果,以下のことを明らかにした.(1) OPCで得られる計数値のぼらつきとして,不可避的に生じるサンプリング誤差以外に,測定原理や装置構成等のハードウェア起源の計数誤差が存在する.(2) この計数誤差の大きさは対象粒子に依存し,OPCのしきい値粒径より十分大きなPolystyrene Latex粒子の場合無視し得る大きさであるのに対し,しきい値前後に連続分布する実大気塵では,サンプリング誤差に比べて無視し得ない大きさとなり得る.(3) OPCの粒径分解能が有限であること,および現実の大気塵の形状が球形ではないことから生じる粒径弁別の不確定性が,この計数誤差の一因と考えられる.

Details

ISSN :
1882675X and 09120289
Volume :
52
Database :
OpenAIRE
Journal :
Journal of the Japan Society for Precision Engineering
Accession number :
edsair.doi...........3724b0c876c95c80c60e55e0f03cafb5
Full Text :
https://doi.org/10.2493/jjspe.52.1966