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Application of Arylvinylsulphones to Dyes-I-On the Disperse Azo Dyes and Azoic Dyes

Authors :
Nobuhiko Kuroki
Teijiro Kitao
Kenzo Konishi
Source :
The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan. 62:829-832
Publication Year :
1959
Publisher :
The Chemical Society of Japan, 1959.

Abstract

ビニルスルホン基を有する染料を合成し,繊維と化学的に結合せしめ,堅ろう度良好な染色物をうるために,-p-およびm-アミノフエニルビニルスルホンをジアゾ成分としβ-オキシエチル基を有するアミン類をカップリング成分とする二,三の分散染料を合成し,ビニロン,アミラン,アセテートを染色せしめた。またこのアミンをナフトールベースとして用い,市販ナフトールAS類とともに常法によりモメン,ビニロン上で,さらにビニロン,アミラン,アセテートを一浴法により顕色した。これらの染色物を弱アルカリ性で処理すると大部分の染料は繊維と結合するようである。たとえばモメン染色物を煮沸100%ピリジン液で抽出を試みてもほとんど抽出されず,抽出前後の布についての測色値の検討からも,このことが確かめられた。期待されたようにモメンはナフトール染料で,ビニロン,アミラン,アセテートは分散染料によって,鮮明,かつ堅ろうな染色物が得られた。

Subjects

Subjects :
General Medicine

Details

ISSN :
21850860 and 00232734
Volume :
62
Database :
OpenAIRE
Journal :
The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan
Accession number :
edsair.doi...........3c2acc31d3e2529a7b6a7eb2db67ed17
Full Text :
https://doi.org/10.1246/nikkashi1898.62.6_829