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Questionnaire Survey of Female Patients with Atopic Dermatitis Regarding Genital Skin Condition

Authors :
Yoshiki Tokura
Miwa Kobayashi
Hironori Kawasaki
Yoshinori Takema
Takashi Kitahara
Yutaka Takagi
Noriko Sato
Source :
Nishi Nihon Hifuka. 72:385-389
Publication Year :
2010
Publisher :
Western Japan Division of JDA, 2010.

Abstract

月経時に外陰部皮膚に痒み・痛み等の自覚症状や皮膚症状が発生することは,多くの女性に認知されている。これらの皮膚症状は月経血そのものによる刺激や,ナプキン使用による高温高湿度局所環境による皮膚の水和・閉塞により誘導されると推定される。しかしながら,月経時のナプキン接触部における様々な刺激増大が,アトピー性皮膚炎(AD)患者にどのような影響を及ぼしているのかは判っていない。ADコントロールを行う上で外陰部皮膚症状への配慮も必要であると考え,アンケート調査を行った。月経時の外陰部皮膚症状に関して,健常者を含む全体の約3/4が痒みを自覚しており,約半数には皮膚症状を伴っていた。これらの症状の頻度は高重症度皮疹を伴うAD 患者ほど高くなっていた。次いで,経血付着や皮膚膨潤軽減を謳ったサンプルナプキン(ロリエ® F)を使用させ,外陰部皮膚症状への影響を調査した結果,自覚症状を軽減することが示された。

Details

ISSN :
18804047 and 03869784
Volume :
72
Database :
OpenAIRE
Journal :
Nishi Nihon Hifuka
Accession number :
edsair.doi...........5042e43c304b3dd312136c48e4f5572b
Full Text :
https://doi.org/10.2336/nishinihonhifu.72.385