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Speculation of the Mechanism and Preventive Treatment of Postoperative Hemorrhage after Hemorroidectomy
- Source :
- Nippon Daicho Komonbyo Gakkai Zasshi. 62:401-410
- Publication Year :
- 2009
- Publisher :
- Japan Society of Coloproctology, 2009.
-
Abstract
- 術後遅発性出血は,創傷治癒過程の増殖期を中心に組織再構築期までおこる合併症である.その原因は創傷治癒障害,血中の凝固異常,線溶系機能の亢進によるものではなく,術後の正常の創傷治癒過程において細胞外マトリックス内の血管増殖因子活性により血管が新生されるときプラスミノゲン·アクチベータが活性され,この時期に一致して出血がおこると考えられる.血小板の変動は,創傷治癒サイトカインの変動と強い相関を持ち,特に組織再構築に関与し,血小板の機能障害がおこると治癒期に至るまで出血を経験する事がある.痔核血管は動静脈吻合と露出血管部に出血がおこりやすく,術後はマトリックス内に類似血管が新生されることにより出血しやすくなると推察される.痔核切除創を肛門管内に露出させない縫合手技により出血症例を減少させ,高確率で術後出血が予防できた.
Details
- ISSN :
- 18829619 and 00471801
- Volume :
- 62
- Database :
- OpenAIRE
- Journal :
- Nippon Daicho Komonbyo Gakkai Zasshi
- Accession number :
- edsair.doi...........66d1aec0cc20c7a3dde47b05baf7d387
- Full Text :
- https://doi.org/10.3862/jcoloproctology.62.401