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Correlation between the Sucrase Activity in vitro and the Rates of Digestion and Absorption of Sucrose in vivo in Rat Small Intestine

Authors :
Masayuki Saito
Eiko Murakami
Masami Suda
Source :
Eiyo To Shokuryo. 30:1-5
Publication Year :
1977
Publisher :
Japanese Society of Nutrition and Food Science, 1977.

Abstract

ラット小腸で, in vivoでのsucrase活性とin vivoでのショ糖の減少速度との対応関係を, 離乳前後および昼夜で検討し, 以下の結果を得た。1. 授乳期から離乳期にかけて, sucrase活性は10数倍に増加し, それに比例的に対応して, in vivoでのショ糖の減少速度も増加した。2. 成熟ラットにおいて, sucrase活性は著明な日周期変動を示し, 夜高く, 昼低い値となるが, in vivoでのショ糖の減少速度も, それにご対応した変動が認められた。3. 幅広い生理的条件下において測定されたin vivoでのsucrase活性と, in vivoでのショ糖の減少速度との間に比例関係が認められ, さらにショ糖由来のブドウ糖の吸収速度との間にも比例関係が見られた。ここで, ブドウ糖の吸収量は, ショ糖減少量の約80%であった。以上の結果から, ショ糖の分解・吸収はsucraseによって規定されており, in vivoでのsucrase活性を測定することにより, 生理的条件下でのショ糖の分解のみならず, 吸収をも予測しうることが明らかとなった。

Details

ISSN :
18838863
Volume :
30
Database :
OpenAIRE
Journal :
Eiyo To Shokuryo
Accession number :
edsair.doi...........6ec518d9112e0cb9dab5dd8941c12e35
Full Text :
https://doi.org/10.4327/jsnfs1949.30.1