Determination of nickel and cobalt in metallic uranium

金属ウラン1gを塩酸および過酸化水素水に溶解し,蒸発乾固したのち,水30mlに溶解する.ついで臭素水2ml,クエン酸アンモニウム溶液(20%)5ml,水酸化アンモニウム(1+1)5mlおよジメチルグリオキジム(1%アルコール溶液)1mlを加えたのち,50mlに希釈し,562mμで吸光度を測定しニッケルを定量する.562mμの波長を用いることによりニッケル錯塩の吸光度の時間的変化は無視できる.まだウランによる吸収も消失する.フリルジオキシム抽出法,ジメチルグリオキシム抽出法,ヨウ素法,過硫酸塩法も同時に検討し臭素法を選定した.50ppmニッケルで精度は変動係数で0.8%あった.