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Cost Evaluation of CO2 Separation from Flue Gas by Membrane-Gas Absorption Hybrid System Using a Hollow Fiber Membrane Module
- Source :
- KAGAKU KOGAKU RONBUNSHU. 31:325-330
- Publication Year :
- 2005
- Publisher :
- Society of Chemical Engineers, Japan, 2005.
-
Abstract
- 天然ガス火力発電所排ガスからの二酸化炭素除去への膜・吸収ハイブリッド法の適用を検討した.膜・吸収ハイブリッド法はCO2の吸収液とCO2/N2混合ガスとを限外ろ過中空糸膜の内部に同時に供給し,膜外部を減圧にして分離推進力を与えCO2を膜外部に分離するCO2の分離方法である.吸収液としてはジエタノールアミン(DEA)と2-ブチルアミノエタノール(BAE)の混合水溶液を選択した.発電所から放出されるCO2を回収し90%以上に濃縮した後,気体で輸送するケース1では,CO2の回収に要する動力は0.10 kWh/kg-CO2であり,エネルギーおよび設備コストを含むCO2分離コストは3.09円/kg-CO2であった.また発電所から放出されるCO2を回収し,分離後液化し液体炭酸として輸送するケース2では,CO2の回収に要する動力は0.22 kWh/kg-CO2,CO2分離コストは5.14円/kg-CO2であった.これらの値はいずれも従来のCO2分離・回収法よりも小さく,膜・吸収ハイブリッド法でCO2を分離・回収するシステムは経済性に優れていることが示唆された.
Details
- ISSN :
- 13499203 and 0386216X
- Volume :
- 31
- Database :
- OpenAIRE
- Journal :
- KAGAKU KOGAKU RONBUNSHU
- Accession number :
- edsair.doi...........7823bffaf9a5d09119a4b5eb0eb654c6
- Full Text :
- https://doi.org/10.1252/kakoronbunshu.31.325