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Naguri Fault Zone as the Kurosegawa Terrane in the eastern part of the Kanto Mountains, central Japan
- Source :
- The Journal of the Geological Society of Japan. 109:116-131_1
- Publication Year :
- 2003
- Publisher :
- The Geological Society of Japan, 2003.
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Abstract
- 東京都西多摩郡日の出町から埼玉県入間郡名栗村にかけて関東山地秩父累帯の東縁部を北北西南南東に走る断層に沿って,ザクロ石花崗岩,斜長花崗岩,アプライト,流紋岩,ザクロ石片麻岩,角閃岩,各種結晶片岩類,メタドレライト,メタガブロが,蛇紋岩中の構造岩塊,断層に伴うカタクレーサイトに含まれる構造岩塊及び転石として産する.産出地点の構造的位置,産状,岩石学的・岩石化学的特徴からこれらの岩石は黒瀬川地帯の構成岩石とみなされる.これらの岩石を伴う断層を名栗東断層と命名し,その西方をこれとほぼ平行に走る従来の名栗断層を名栗西断層と改称し,両断層およびこれに挟まれる地帯を名栗断層帯と命名する.名栗断層帯は,関東山地秩父累帯における黒瀬川地帯に相当する.名栗断層帯の,少なくとも南端部は蛇紋岩メランジェ帯をなしている可能性が高い.
Details
- ISSN :
- 13499963 and 00167630
- Volume :
- 109
- Database :
- OpenAIRE
- Journal :
- The Journal of the Geological Society of Japan
- Accession number :
- edsair.doi...........78f349ba2f36d09e467e807e95da687b