The effectiveness of combination therapy (irradiation and chemotherapy) for malignant lymphoma in the palatine tonsill

1. 口蓋扁桃悪性リンパ腫の放射線単独治療群の1年から4年までの生存率は, 64%, 47%, 36%, 34%であったが, 放射線化学療法併用群では82%, 66%, 60%, 49%と生存曲線は有意に上昇が認められた.2. 実測生存率による0～1年, 2～3年で放化群の生存率が有意に高かった.3. Stage I では放単群と放化群の生存率に有意差を認めなかった.4. Stage II では0～1年, 2～3年の観察期間で放化群の生存率は放単群に比較して, 有意に高かった.5. Stae III, IVでも放化群の生存期間の延長が認められた.6. Lucus-Collins の分類では Non-T Non-B の生存率が最も良く B-cell lymphoma, T-cell lymphoma でも他領域の悪性リンパ腫に比較して予後は良好であった.