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Control of Degradation Rate of Poly (L-lactic acid)/Starch Blend in the Field

Authors :
Toshio Ogawa
Satoshi Osawa
Takayuki Tsukegi
Source :
KOBUNSHI RONBUNSHU. 58:573-580
Publication Year :
2001
Publisher :
Society of Polymer Science, Japan, 2001.

Abstract

ポリ乳酸 (PLA) /デンプンブレンド射出成形物 (デンプン30wt%) を作製し, 土壌温度, 微生物数の異なる3期間で, 分解試験を行い破断強度とPLAの分子量低下に与える影響を調べた. その結果, PLA/デンプンブレンド物の破断強度は土壌温度や, 微生物数にはほとんど影響を受けずに速やかに低下し30日後に破断強度がゼロになる形状崩壊を起こした. 一方, 試験片中のPLAの分子量は土壌温度が高く試験片に繁殖した微生物数の多い期間に速く30日後に初期分子量の半分まで低下したが, 破断強度の低下に比べるとかなり遅かった. また, このような分解速度の速いPLA/デンプンブレンド物にそれよりも分解速度の遅いPLAまたはポリカプロラクトン (PCL) 単体をコーティングすることによって分解が一定期間抑制され, その後コーティングしていない試料と同様に速やかに分解する構造を構築することができた.

Details

ISSN :
18815685 and 03862186
Volume :
58
Database :
OpenAIRE
Journal :
KOBUNSHI RONBUNSHU
Accession number :
edsair.doi...........b65360147d70c6fc746339b9c5858b57