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A survey on the basic knowledge of nursing college students' HIV/AIDS

Source :
東都医療大学紀要 = tohto University bulletin. 1(1):45-53
Publication Year :
2011
Publisher :
東都大学, 2011.

Abstract

日本では、HIV感染者・AIDS患者ともに増加の状況が続いており、HIVやAIDSに対する知識の普及・啓発活動が行われている。世相の反映を受けて昨年の看護師国家試験には、HIVやAIDSに関する問題が出題されており、看護職者にHIVの感染経路やAIDS発症の診断、抗HIV薬に関する知識、HIV陽性者の性交渉に関する知識が求められてきている。本研究は看護系大学の学生のHIV・AIDSに関する基礎的知識の実態について学年進行による知識の程度の相違を調査した。その結果、専門知識は2年生が1年生よりも知識が深まっていた。特に、(1)「AIDS発症」、(2)「HIV感染経路」、(3)「HIV陽性者の福祉サービス・HIV陽性者の性交渉」に関して、1年生より2年生の正解率が高かった。その一方で、(4)「看護師の役割」については1、2年生とも正解率が低いものもあった。今後、知識のみならず、看護師の役割も強化できる教育の構築が重要である。(著者抄録)

Details

Language :
Japanese
ISSN :
21861919
Volume :
1
Issue :
1
Database :
OpenAIRE
Journal :
東都医療大学紀要 = tohto University bulletin
Accession number :
edsair.jairo.........49f06980f0e1c304886933bba2d3ae79