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A Study of Adjustment to Hospitalizastion during Pregnancy for Twin Pregnant Women, and of the Prognosis

Authors :
ENDO, Toshiko
NAKAGOMI, Satoko
MATSUO, Kunie
NOZAWA, Mieko
CHINO, Ryoko
TERAMOTO, Katsuhiro
Endo, Toshiko
Nakagomi, Satoko
Matsuo, Kunie
Nozawa, Mieko
Chino, Ryoko
Teramoto, Katsuhiro
Source :
山梨県立看護大学紀要. 4:53-62
Publication Year :
2002
Publisher :
山梨県立看護大学, 2002.

Abstract

本研究は、平成6年1月1日~平成10年12月31日の間に、A病院で分娩した双胎妊婦の妊娠中の入院に関して、入院治療が妊婦および胎児の予後にどのようになっているのか実態を明らかにすることを目的とした調査研究である。対象者は58名で、54名(93.1%)は妊娠中から入院していた。入院開始時期は平均31週であり、約40日平均入院していた。分娩は平均36週1日で、35週以前の早産は14名(24.1%)であった。妊娠合併症は切迫早産47名(80.1%)、貧血38名(65.5%)、妊娠中毒症6名(10.3%)であった。胎児の出生体重は1卵性2105.4g、2卵性2355.9gと有意差がみられた。アプガ-スコア、discordant twinに卵性の差はなかった。死産・新生児死亡は3児(2.6%)であった。また、臍帯付着異常は卵膜付着6名、辺縁付着9名に認められた。以上のような結果は、本邦の双体胎妊娠、分娩の平均的な姿を呈しており、入院の効果とは断定できない。今後、妊婦管理には一定の検査入院と外来管理のプロトコールを検討していくことが示唆された。

Details

Language :
Japanese
ISSN :
13447351
Volume :
4
Database :
OpenAIRE
Journal :
山梨県立看護大学紀要
Accession number :
edsair.jairo.........54f14e845bfe501f371b496c8e0f0613