Back to Search Start Over

Shift and Originality to Post Industrial Society in Japan : Structural Background and Development in Reorganization of 'Model in Postwar Days'

Authors :
Shinichiro, ITO
論文
Article
北海道医療大学看護福祉学部医療福祉政策学講座
Department of Social Policy, Health Sciences University of Hokkaido
Source :
北海道医療大学看護福祉学部紀要. 14:1-10
Publication Year :
2007

Abstract

本稿では、レギュラシオン理論を参照しつつ、先進諸国の一般的状況と比較しながら、日本におけるポスト工業社会の移行とその特質を考察した。その結果は以下の3点に要約できる。第1に、日本でも先進諸国と同様に、戦後から1960年代までは「フォーディズム」に特徴づけられた社会経済構造をもつ工業社会であった。第2に、日本では「フォーディズム」的な社会経済構造が1990年代初めまで基本的には持続し、他の先進諸国とは異なる独自性がみられた。第3に、日本のポスト工業社会への本格的な移行は1990年代初めのバブル経済崩壊以降であり、社会経済構造における急速な「市場原理の広まり」がみられた。

Details

Language :
Japanese
Volume :
14
Database :
OpenAIRE
Journal :
北海道医療大学看護福祉学部紀要
Accession number :
edsair.jairo.........c608333bad25f594e746ce997c376eb7