Back to Search Start Over

Evaluation of the Learning in Maternal Nursing Practice, and Factors Related to it

Source :
飯田女子短期大学紀要. 28:59-70
Publication Year :
2011
Publisher :
飯田女子短期大学, 2011.

Abstract

application/pdf<br />本学科の母性看護学実習は,平成20年度から大幅に実習形態を変更した.これにより現在行っている実習内容の効果・学びの状態を評価し,今後の実習方法を再考することを目的とした.母性看護学実習を終了した看護学科3年生100名を対象に,自記式質問紙を用いて調査を行った.結果として実習前の事例分析・学内演習は有効であり,外来実習の学びに効果がみられた.分娩見学の実施が分娩経過・看護の理解に影響していた.産褥期の経過・看護の理解を深めることは,母親・新生児の様々な変化の理解ができ援助につながる可能性が高かった.また,学生は多少なりのストレスを抱えて実習を行っていることが明らかとなった.以上より,実習を効果的に行えるように講義の段階から考慮し,実習前の学習状況を把握していくことが必要であった.事前学習と実習に向けた準備がストレスを軽減し,実習の学習効果を高めることにつながると考えられた.また,臨床指導者との連携の見直しの必要性も上がり,実習方法の再考が行えた.

Details

Language :
Japanese
ISSN :
09128573
Volume :
28
Database :
OpenAIRE
Journal :
飯田女子短期大学紀要
Accession number :
edsair.jairo.........def43410d561fbd369315bfcdc8539fc