Effects of local anesthetic on Ca2+-activated GK+ in sympathetic ganglion cells

Authors :: William K, Riker
Source :: 岩手医科大学歯学雑誌 = Dental journal of Iwate Medical University. 20(1):26-33
Publication Year :: 1995
Publisher :: 岩手医科大学歯学会, 1995.
Abstract: ウシガエル交感神経節細胞にカフェインを投与すると細胞膜の電位の振動(RMH:Ca2+activatedGk+)が発現する.この応答の機序をCa2+イオンチャンネル阻害剤や局所麻酔剤を用いて検討した.Ca2+チャンネル阻害剤ライアノジンおよびライアノジン誘導体によってRMHは非可逆的に阻害された.CICR阻害剤プロカインによって可逆的に阻害された.局所麻酔剤コカイン投与によってRMHは阻害されたが,同リドカインではほとんど阻害されなかった.プロカインで阻害されたカフェイン誘導RMHはATP,ADPの投与でコントロールレベルまで回復したが,アデノシン,C-AMP,C-GMPでは回復しなかった.以上より,交感神経節細胞にも筋細胞に存在するCICR機構が存在することが示唆された